選び抜かれた機能で測る モジュラータイプ高速AFM
株式会社 生体分子計測研究所は、モジュラータイプ高速原子間力顕微鏡「MS-NEX」を2019年10月より発売します。
高速原子間力顕微鏡(高速AFM)は、溶液中のサンプルをナノスケール&リアルタイムで動画観察できるAFMです。
MS-NEXは、上位機種であるSS-NEX(サンプルスキャン型Nano Explorer)の機能を、よりシンプルに使いやすくしたモジュラータイプの高速AFMです。研究テーマや進捗、ご予算に応じて、モジュラーを組み合わせることで、研究の「今」にマッチした高速AFMをお使いいただけます。
*Atomic Force Microscope (AFM) : 原子間力顕微鏡
品名 | MS-NEX |
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希望小売価格(税抜き) | 1000万円台予定 ※最小構成の場合 |
発売日 | 2019年10月予定 |
特長
1. モジュラータイプで組合わせ自由自在
MS-NEXは、必要に応じて各種機能を加えられるモジュラータイプです。「この機能だけ必要」「シンプルな機能がよい」というご要望にフレキシブルにお応えします。
研究の進捗やご予算に応じて「後から機能を追加」という運用も可能です。
2. ガイド機能搭載でビギナーの方も安心
コンパクト設計&ガイド機能搭載で、ビギナーの方も簡単に操作できます。
3. 高速観察をお手頃価格で
基本モジュラーから構成されるBasic setは、1 fpsの高速走査を1000万円台でご提供します。
さらに、モジュラーの追加やグレードアップを行うことで、最大20 fpsの高速走査も可能です。
モジュラー組み合わせ例
標準装置仕様
走査速度 |
1 s / frame (1 frame / sec ) (走査範囲:XY : 500 nm × 500 nm, フレーム:200 px × 200 pxの条件下) |
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最大走査範囲 | XY : 4 µm × 4 µm, Z : 0.7 µm |
画像分解能 | XY : 500 px × 500 px |
測定環境 | 溶液中(測定中に溶液注入可能)/ 大気中 |
観察溶液容量 | 150 μL |
試料サイズ | 直径1.5 mm |
カンチレバー振幅検出方式 | サンプルホールド方式 |
プローブ検出方式 | 光学検出式 (光てこ方式) |
スキャン方式 | サンプルスキャン |
制御方式 | PID / ダイナミックPID制御 |
測定モード | AC モード(形状像、誤差像、位相像) |
注1: スキャナの走査範囲は代表値です
注2: 走査速度は決められた条件下での値であり、最大走査範囲での走査速度を保証するものではありません。